事業所の広さはどれくらいあればいいですか
「どれくらいの広さの事務所を借りたらいいのだろう?」。
介護・福祉事業所を行う場合、こういう疑問が多いです。
多くは、事業所を賃貸する場合がほとんどだと思います。どれくらいの広さの物件を借りたらいいのか迷われるのではないかと思われます。
広いに越したことはないのですが、広ければそれだけ家賃も高くなります。訪問系のサービスの場合は、従業員の数や机や書庫などの備品の数等を勘案し、適当な広さの物件を借りて頂ければ問題ありません。
つまり、「○○㎡以上」という面積要件はありません。
ただし、デイサービスやデイケアなどの通所系サービスを行う場合は、使用用途に応じた面積要件があります。それをクリアしないと指定を受けることが出来ません。
借りる前にある程度の図面(レイアウト)を作成します。その上で各部屋の面積要件がクリアできるか、導線が適切かなどを踏まえて物件を選定するようにしてください。
いざ、物件を借りた後に狭すぎる、使いにくい等の問題が発生するものです。そうなると事業所を移転しなければならず、変更の手続きや新たに指定の申請をしなければならない場合も出てきます。事業所については十分ご検討のうえ、決めるようにしてください。
物件を借りるタイミングが遅くなったり、思いのほか改修に時間がかかったり、さらに用途変更をすると、これよりも事業開始が遅くなります。
物件選定に時間をかけすぎると後々の手続きに支障が出てきますので、ご注意ください。
用途変更
用途変更する場合、まずは不動産会社に連絡をして下さい。
不動産会社によって違うかもしれませんが、私が借りている物件の不動産会社の場合は、用途変更する為の申請書があるので、必要事項を記入して提出します。
審査に1ヶ月はかかると思って下さい。
それを見込んで予定をたてるといいでしょう。
本記事での感想・分析・結果はあくまで筆者個人のものであります。