☆障害福祉サービスの地域区分と単価☆

障害福祉サービスの地域区分と単価

同じ障害福祉サービスを提供したとしても、実は地域によって請求する報酬額が違うのです。

それは、地域ごとに定められた一定の割合も加味し、それぞれのサービスごとが単位算出されるためです。

ですので、同じサービスを提供し、かつ、まったく同じ単位数であったとしても、地域の階級が違えば請求する介護報酬も変わってきます。

※主要な障害福祉サービスを例に挙げ、それぞれの階級による地域区分と単価の割合の違いについて比較してみましょう。

厚生労働大臣が定める一単位の単価(平成27年4月1日より適用)

域区分 該当サービス 単価
1級地 居宅介護・重度訪問介護・同行援護・行動援護・計画相談支援・地域相談支援 11.08円
2級地 居宅介護・重度訪問介護、同行援護、行動援護、計画相談支援・地域相談支援 10.90円
3級地 居宅介護・重度訪問介護、同行援護、行動援護、計画相談支援・地域相談支援 10.72円
4級地 居宅介護・重度訪問介護、同行援護、行動援護、計画相談支援・地域相談支援 10.60円
5級地 居宅介護・重度訪問介護、同行援護、行動援護、計画相談支援・地域相談支援 10.36円
6級地 居宅介護・重度訪問介護、同行援護、行動援護、計画相談支援・地域相談支 10.18円
その他
居宅介護・重度訪問介護、同行援護、行動援護、計画相談支援・地域相談支援
10円

厚生労働大臣が定める一単位の単価(就労移行支援)

地域区分 単価
1級地 11.06円
2級地 10.89円
3級地 10.71円
4級地 10.59円
5級地 10.35円
6級地 10.18円
その他 10円

厚生労働大臣が定める一単位の単価(就労継続支援A・B型)

地域区分 単価
1級地 11.03円
2級地 10.86円
3級地 10.68円
4級地 10.57円
5級地 10.34円
6級地 10.17円
その他 10円

自分の事業所の所在地がどの地域区分に該当するのかを確認すれば、請求すべき介護報酬が算出できます。

もっとも、請求ソフトを利用していればそんなことを気にしなくてもいいという意見もあります。しかし、上記のことは事業者としては理解しておかなければならないことです。

因みに私どもが使っている請求ソフトは

株式会社ジャニス

理由
①安い
②困ったときにその日の内に対応してくれる。
③事業所ごとのフォーマット作成も相談のっていただけます。

ぜひためしてみては。

 

本記事での感想・分析・結果はあくまで筆者個人のものであります。

関連記事

関連記事がありません。